昨年のブラジルと先進7ヶ国と呼ばれる日本、アメリカ、イギリス、ドイツ、フランス、イタリア、カナダで構成されるG-7諸国との貿易は、ヨーロッパの債務危機並びに米国の不況などの影響で軒並み輸入を縮小したために、147億ドルの赤字を計上している。
先進諸国の輸入の縮小並びにレアル高の為替、ブラジルの製造業部門の競争力低下もブラジルの先進国向けの輸出拡大の足枷になっており、その一方で中国やBRICSなどの発展途上国との貿易は、全体の50%近くまで拡大している。
昨年のヨーロッパ向けの輸出は前年比7.0%減少、しかしヨーロッパからブラジルへの輸出は2.0%増加、2007年の対ヨーロッパの貿易黒字は108億ドルであったにも関わらず、昨年は11億ドルまで減少している。
昨年のブラジルのドイツ向け輸出は19%減少、ポルトガル向けは20%減少、2011年のイタリアとの貿易収支黒字は12億ドルであったが、昨年は輸出が15%減少して16億ドルの貿易赤字を計上、昨年のスペインのブラジル向け輸出は7.0%増加している。
2003年のブラジルの発展途上国向けの輸出は230億ドル、先進国向けは420億ドル、2008年の発展途上国向けの輸出は1,000億ドル、先進国向けは920億ドルと逆転している。
昨年の発展途上国向けの輸出は1,360億ドル、先進国向けは1,000億ドル、昨年のブラジルの貿易黒字は194億4,000万ドル、今年は154億3,000万ドルの黒字が見込まれている。(2013年1月15日付けエスタード紙)