昨日、中国を訪問中のブラジル開発商工省のアレサンドロ・テイシェイラ次官は、中国政府との間で投資促進グループの発足で合意、今後は両国の投資環境整備や中国向けの工業製品の輸出を拡大させる。
中国側はブラジル国内で食糧増産のための農業用地や鉄鉱石鉱山の購入を控えることで合意、ブラジル側は、中国の自動車メーカーやマナウスフリーゾーン進出向けの環境整備を促進させる。
中国からブラジルでの自動車やトラック生産のためにChery社並びにJAC社、 Foton 社、Great Wall 社、Sinotruck社の5社がすでに進出して投資を行っている。
昨年の中国の海外への投資は600億ドルで世界5位、ブラジルへの海外からの対内直接投資は667億ドル、今年の対内投資は600億ドルが予想されており、そのうち中国の投資は6.0%から10%に達すると予想されている。
昨年のブラジルの中国への輸出の70%は大豆並びに鉄鉱石が占めているため、連邦政府は中国への工業製品輸出拡大のために、中国政府に対して421品目の輸入規制緩和を要請する。
特に農業機械並びにパルプ生産向け機械・装置、電気製品などを中心に輸入規制緩和を要請した421品目のうち200品目で競争力があると見込んでおり、今年10カ月間の空気清浄機の輸出は2,400万ドルに増加している。
今年10カ月間の中国向け工業製品輸出は前年同期比17%増加の19億ドル、航空機輸出は44%増加の6億9,670万ドル、ブラジル国内で中国開発銀行などが営業開始すれば貿易促進に結びつく。(2012年11月23日付けエスタード紙)