アルゼンチン政府はドルの流出を防ぐために、今年2月から輸入を厳しくしている影響を受けて、今年8カ月間のブラジルのアルゼンチン向け輸出は前年同期比19.3%減少している。
サンパウロ州工業連盟(Fiesp)は、ブラジルの資本財を購入するアルゼンチンとの貿易縮小を避けるために、アルゼンチン政府に両国間の貿易の決済をローカル通貨ですることを提案している。
アルゼンチン政府は両国間の貿易の決済をローカル通貨にすることによって手持ちのドルを使用する必要がなく、またブラジルもアルゼンチンへの輸出を拡大できる可能性がある。
ブラジル化学工業会(Abiquim)の発表によると、今年上半期のブラジルからアルゼンチンへの化学製品の輸出は前年同期比8.7%減少、その他の地域への輸出は0.8%増加している。
ブラジル機械・装置工業会(Abimaq)では農業関連機械のアルゼンチン向け輸出が50%と大幅に落ち込んでいるために、南アフリカ並びにアンゴラ、ガーナ、ジンバブエなどのアフリカ諸国の市場開拓を迫られている。
アルゼンチン向けの完成品輸出は全体の22%を占めているが、今年8カ月間のアルゼンチン向け輸出は前年同期比19.3%減少の119億9,600万ドルに減少、その他の地域への輸出は4.9%の減少に留まっている。(2012年9月11日付けエスタード紙)