連邦政府は今年のブラジルの貿易収支黒字を150億ドル、中銀は180億ドルとそれぞれ予想しているが、ブラジル貿易協会(AEB)では僅かに80億ドルの黒字を予想している。
今年の7月27日までの貿易黒字は前年同期比47.6%減少の85億ドル、今年の貿易黒字が150億ドルとなれば2002年の131億ドルの黒字に次ぐ低い貿易黒字となって、過去10年間では最低記録となる。
昨年の輸出は前年比4.5%増加、輸入は6.6%増加、今年の輸出は前年同期比6.3%増加、輸入は6.6%増加、昨年の輸出はGDPを0.7%押し上げたが、2010年は2.7%押し上げていた。
昨年のドルの為替は平均R$1.69、今年は R$1.96で推移しているために、下半期の輸出増加が期待できるが、世界経済の停滞に伴ってコモディティ価格が低下すると予想されている。
今年の連邦政府の輸出目標は前年比3.1%増加の2,640億ドルとなっているが、7月27日までの輸出は前年同期比3.0%減少の1,312億ドルに留まっている。(2012年7月27日付けヴァロール紙)