6月の中国の輸入は前年同月比6.3%増加の1,485億ドルに留まって5月の12.7%増加から大幅に減少、Bloombergは11.0%の増加を予想していた。
また6月の輸出は、11.3%増加の1,802億ドルと5月の15.3%増加から大幅に減少したにも関わらず、輸入も大幅に減少したために、貿易収支黒字は317億ドルと過去3年間で最大となった。
6月の輸入の落ち込みは、中国の国内経済の減速の影響で原材料並びに消費財、機械・装置などの輸入の減少が要因となっており、ブラジルにとっても主要貿易国の中国の景気減速の影響を受けている。
6月のブラジルの中国向け輸出は原油並びに大豆油、パルプ、航空機、大理石、鉄鉱石などの減少で、前年同月比マイナス3.6%の39億ドルに減少している。
中国の今年上半期の輸入は前年同期比6.7%増加したが、前年上半期は27.5%増加、輸出は9.2%と前年同期の24%から大幅に減少、6月の過去12カ月間のインフレは2.2%と過去29カ月間で最低となっている。
今年の第2四半期のGDP伸び率は13日に発表予定、2008年のリーマンブラザーズ銀行の破たんをきっかけとした世界金融危機後では、最低となる7.5%前後が予想されている。
中国政府の国内経済活性化のための公共支出の増加、大衆住宅並びにインフラ整備部門の投資拡大効果は、下半期から表面化すると大半の金融スペシャリストは予想している。(2012年7月11日付けエスタード紙)