ブラジルの第1四半期の貿易量は、前四半期比でマイナス17.0%減少と世界平均のマイナス2.0%を大幅に下回っており、世界貿易機関(WTO)は、今年の世界の輸出は3.7%増加するが、過去20年間の平均を大幅に下回ると予想している。
ブラジルの第1四半期の輸出額は、前四半期比8.0%増加して世界平均の5.0%、欧米の1.0%前後を大幅に上回っているが、中国の15.0%、インドの14.0%を大幅に下回っている。
中国の景気減速などの要因で鉄鉱石や大豆の国際コモディティ価格が下落した影響で、ブラジルの中国向け輸出の80%がコモディティ商品であるために、中国向け輸出額が大幅に減少している。
またブラジルの第1四半期の国内総生産(GDP)伸び率が0.2%の増加に留まったために、輸入も世界平均のマイナス2.0%を大幅に下回るマイナス11.0%に減少したが、ロシアのマイナス19.0%よりも落ち込み幅は少なかった。
アルゼンチンの多岐に亘る製品の輸入制限はWTOのルールに反しているとして、欧州連合はWTOに提訴、しかし、アルゼンチンはスペインの石油会社レプソルYPFの子会社を国有化していた経緯があった。(2012年6月14日付けエスタード紙)