新経済活性化政策では、国産品自動車パーツ並びにメルコスール域内で生産された自動車パーツの使用が推奨され、研究開発やイノベーション技術投資に対して、最大で工業製品税(IPI)が30%引き下げられる。
中国資本のChery社は、4億ドルを投資してサンパウロ州ジャカレイ市で自動車工場を建設中であり、自動車部品の国産化比率を上げるために、全国自動車部品工業組合(Sindipeças)との間で、部品供給について話し合いを開始している。
ブラジルのChery社のルイス・クリ社長は、新経済活性化政策の減税適用を受けるために売上の0.15%を技術開発に充て、0.5%を部品開発やイノベーション技術投資に充てる。
中国資本のJAC Motors社は、バイア州カマサリ市に9億レアルを投資して、年内に自動車工場建設を開始する予定、エンジニアリングセンターやテストドライブコースの建設も予定している。
JAC Motors社のセルジオ・アビブ社長は、5月にブラジルの自動車部品メーカー30社と会合を持って自動車部品供給について話し合いを予定、更にブラジル国内で自動車部品生産を希望している中国部品メーカーからの部品供給も検討している。
Sindipeças組合のパウロ・ブトリ会長は、ブラジル国内の自動車部品メーカーは新規参入する自動車メーカーに対しても部品供給が可能であると説明している。
昨年のブラジルの自動車部品の貿易収支はレアル高の為替で45億ドルに達していたが、今年は輸入増加で56億ドルに達すると予想、しかし、2013年からIPIの30%減税が適用されるために、来年以降は貿易赤字が減少すると予想されている。(2012年4月10日付けヴァロール紙)