全国自動車工業会(Anfavea)の発表では、大半のトラックメーカーが1月に集団休暇を実施して生産調整を行っていたにも関わらず、2月のトラック生産は、前年同月比28.8%と大幅に減少している。
今年初めから排気ガス規制が変更になるために、昨年末にトラック販売の駆け込み需要が大幅に増加したにも関わらず、1月のトラック生産は、前月比2.1%、前年同月比では3.4%とそれぞれ僅かな減少に留まっていた。
メルセデス・ベンツ社では、4月2日から11日まで集団休暇を実施して生産調整を行う予定、またスカニア社は、すでに1月に30日間の集団休暇を実施していたが、労働組合と4月か5月に再び集団休暇の実施で交渉を予定している。
フォード社は、ABC地区の金属労連と6月の集団休暇の実施で交渉が成立しており、2月から週3日勤務で生産調整を実施、また3月から勤務時間の短縮を採用している。
Anfavea工業会の統計によると、2月のトラック生産台数は、1万1,974台と前年同月の1万6,806台から大幅に減少、自動車生産はブラジルの工業生産比率の10%から11%を占め、トラックは1.5%の比率を占めている。
裾野の広い自動車産業では、自動車メーカーが集団休暇を実施すると、自動車パーツ並びにエンジン、車体メーカーなどで生産調整を余儀なくされるために、大きな影響を受ける。(2012年3月22日付けエスタード紙)