1月の輸入自動車販売は前年同月比17.9%増加の6万7,921台、国内販売は9.6%増加の26万8,200台。メキシコ製輸入自動車は昨年12月16日からの国産化比率が65%以下の輸入自動車に対して、工業製品税(IPI)30%増加が実施される前は全体の2.9%であったが、1月には6.3%と急増したために、自動車貿易協定の見直しにつながっている。
2国間の自動車分野における貿易収支赤字増加を懸念し、ブラジル政府はメキシコとの自動車産業に関する協定を廃止する可能性がでてきている。2002年に調印された2国間協定は、14カ月前の事前告知があれば解除可能であり、従って2013年以降からメキシコで購入された自動車、パーツ、部品に輸入税が課税される事になる。
メキシコからはフィアット、フォード、GM.ホンダ、日産並びにワーゲンがメキシコ製の自動車を輸入。IPI減税の優遇税制を受けていない中国メーカーJACモーターズのIPI30%引上げ前のマーケットシェアは6.9%であったが、今年1月には4.5%と大幅にシェアを落としている。高級自動車メーカーBMWも2.5%から1.8%とシェアが低下している。
2010年までのメキシコとの自動車貿易ではブラジルが貿易黒字を計上していたにも関わらず、昨年は6億9,700万ドルの大幅な赤字を計上。今週中にはメキシコから自動車貿易ミッション団が訪伯して会合が持たれる。
1月の自動車生産は前年同月比11.4%減少の21万1,700台、前月比でも19.2%と大幅に減少。しかし自動車メーカーの従業員数は前月比では500人増加の14万5,100人となっている。(2012年2月7日付けエスタード紙)