全国自動車工業会(Anfavea)は今年の自動車販売を前年比4%から5%、自動車生産は1.1%とそれぞれ増加を予想、しかし世界的な景気減速で自動車輸出はマイナス5.5%を予想している。
昨年のバスやトラックを含む自動車販売は363万台、そのうち輸入車は自動車メーカーがアルゼンチンやメキシコからの輸入が大半を占めて、全体の23.6%と大幅に上昇していた。
また昨年の国内の自動車生産は前年比0.7%増加の340万台、そのうち輸出はレアル高の為替が継続したにも関わらず、前年比7.7%増加の54万1,500台と大幅に増加していた。
ブラジルの自動車マーケットは2010年にドイツを追越して世界4位に上昇、昨年は一時期、5位に転落したが、年末には4位を確保しており、世界的にマーケット縮小しているにも関わらず、人口が1億9,000万人で新車購買が可能な中間層が増加しているブラジルのマーケットに、世界からの自動車メーカーの参入が相次いでいる。
昨年のドイツの国内マーケットは350万台を販売して世界5位、日本は3月の東日本大震災などの影響を受けて国内販売は17%と大幅に減少したにも関わらず、400万台の販売を確保して世界3位を維持した。
米国の国内販売は国内景気が大幅に後退しているにも関わらず、1,200万台を販売して世界2位、中国は正式な数字は発表されていないが、1,700万台以上で世界トップ、インドは昨年の上半期にブラジルを追い越す勢いであったにも関わらず、最終的には世界6位に後退、フランスが7位となっている。
自動車業界の従業員数は2009年6月以来増加を続けていたが、昨年12月には在庫調整で669人が人員整理、スカニア社では今年3月に1年契約の期限が切れる138人の再契約を中止する。(2012年1月6日付けエスタード紙)