全国自動車工業会(Anfavea)の発表によると、11月の自動車業界の労働者総数は14万5,386人と在庫増加で新規雇用が無くなったために前月と同じ水準で推移、10月にはGM社がすでに希望退職者を募っていた。
世界金融危機後の2009年7月から自動車業界の雇用は増加の一途をたどって2万5,800人の新規雇用が生まれて、1986年の15万7,600人に次ぐ記録となっていた。
Anfaveaでは来年の自動車販売は今年を4%から5%上回る377万台から381万台を見込んでいるが、今年は前年比3.3%増加で鉱工業部門のGDPの23%を占めると予想している。
今年11カ月間の自動車販売は前年同期比14.6%増加の321万6,000台、自動車メーカーやディ-ラーの自動車在庫日数は前月の40日から35日に減少、12月の自動車販売は34万5,200台と今年の月間記録を更新すると予想している。
また自動車生産台数は前年比1.1%増加の342万台を予想、来年は2%増加の349万台、自動車輸出は前年比7.6%増加の54万台で152億ドルを見込んでいるが、来年の自動車輸出は5%前後減少すると予想している。
今年11ヶ月間の自動車輸入はレアル高の為替が大きく影響して、前年比32.3%増加の76万3700台で全体の販売比率は23%まで上昇、国産自動車の販売は1.4%減少の252万1000台となっている。
今月16日から自動車部品の国産化比率が65%以下の輸入自動車に対して、工業製品税(IPI)30%増加が実施される影響で輸入自動車が減少すると予想、自動車貿易協定を結んでいるメキシコ並びにアルゼンチンからの輸入比率は85%を占めている。
今年10カ月間のアルゼンチンからの輸入自動車の比率は全体の44%とトップ、韓国はメキシコの13%を追越して19%と飛躍的に伸びて2位を確保、中国も9.3%とヨーロッパ7.7%、日本3.7%を追越して、地図を塗り替えている。(2011年12月8日付けエスタード紙)