ジウマ・ロウセフ政権は9月に国内の自動車メーカー雇用支援策として、部品の現地調達率が65%を下回る自動車に対して、更に30%と大幅な工業製品税(IPI)増税を実施すると発表、政府は9月16日に増税を開始していたにも関わらず、最高裁 (STF)は増税実施には90日の期間が必要だと決定したために、30%増税は12月16日から実施される。
11月の自動車輸入はIPI30%増税を避けるために前年同月比64%と急増、この傾向は12月16日の実施を前に、第1週まで継続すると予想されており、前月比でも47.2%増加している。
また今年11ヵ月間の輸入自動車は前年同期比41%増加、11月の輸入自動車の急増やクリスマス商戦向け耐久消費財などの輸入製品が前月比13%増加したために、貿易収支黒字は5億8,300万ドルに留まっている。
11月の年末商戦向け輸入製品は前年同月比では19.1%増加、1日当たりの輸入額は10億6,000万ドルと記録を更新、11月の輸出は前年同月比23.1%増加の217億7,000万ドル、輸入は21.8%増加の211億9,000万ドルであった。
通商産業開発省(MDIC)では今年の貿易収支黒字を270億ドルと予想、今年11ヵ月間では259億7,000万ドルの黒字を計上しているために、12月は10億ドル以上の黒字を計上しなければならない。
今年11ヵ月間の輸出総額は前年同期比28.7%増加の2,339億1,000万ドル、輸入は24.6%増加の2,079億4,000万ドル、昨年11月の貿易黒字は2億9,100万ドルと半分以下であった。
11月のバスやトラックを含む自動車販売は前月比14.6%増加の32万1,600台、今年11ヵ月間では4.8%増加の328万台に留まっているために、全国自動車工業会(Anfavea)の今年1年間の販売予想である370万台達成は難しいにも関わらず、昨年の350万台を上回ると予想されている。
自動車メーカーでは2011年製造の自動車販売を促進するためにプロモーションを開始予定、GM社はサン・カエターノ・ド・スール工場、サン・ジョゼ・ドス・カンポス工場並びにヴァーレ・ド・パライバ工場でのセールス・フェアを今日から2日間に亘って実施する。
11月のバスやトラックを除く自動車販売は前月比15.8%増加の30万5,300台、今年11ヵ月間では前年同期比4.4%増加の310万台と僅かな増加に留まっている。
11月の自動車メーカーのマーケット社はフィアット社が6万6,300台で21.7%とトップシェアを確保、ワーゲン6万100台で19.7%、GM5万6,900台で18.6%、フォードは2万7,000台で8.7%、ルノーが2万1,900台で7.1%となっている。(2011年12月2日付けエスタード紙)