プジョー・シトロエン(PSA)は23億レアルを投資してリオ州ポルト・レアルの自動車工場を拡張して、現在の生産台数14万台を30万台に増産、この投資額23億レアルは同社の2010年からの2015年の投資総額37億レアルの大半を占める。
同社の自動車生産が30万台に達すれば、ブラジル国内のマーケットシェアは5.3%から7.0%に上昇、またラテンアメリカのシェアも5.8%から1.0%以上上昇、またこの投資には現在のエンジン生産28万台から40万台の増産計画も含まれている。
自動車生産の30万台への増産で2015年までに新規雇用は1,700人、従業員数は7,000人に達するが、本国のフランスでは今後3年間にコスト削減のために、6,000人の雇用削減を計画している。
プジョー・シトロエンはヨーロッパ諸国の財政危機で経済活動が停滞しているために、同域内での自動車生産の減産に対して、グローバル市場として有望なブラジルへの投資に、軸足を置き換えてきている。
今回の自動車増産の投資発表は、連邦政府が国産化比率65%以下の自動車に対する工業製品税(IPI)30%引上げとは無関係であり、同社の長期投資計画に沿った投資となっている。
同社では2015年までに新規に8モデルの新車をマーケットに投入、またディーラーも現在の320店舗から480店舗に拡大、研究開発(R&D)部門には予算の10%をあてがって、イノベーション技術開発を促進する。(2011年10月27日付けエスタード紙)