ブラジルはオリンピックやワールドカップなど大型イベントやインフラ整備などが牽引して、トラック需要が拡大を続けており、また欧米の経済の先行き不透明感の拡大で、マーケット拡大を続けているブラジルへ4社が新たに新規参入を予定している。
先週末には、すでにブラジルでトラック生産を行っているMAN/Volkswagen社並びにフォードが今後、今後5年間に総額15億ドルの投資を発表して、工場の拡張や新型トラックを生産ことを発表。
またMAN社ではリオ州レゼンデ工場の現在の生産能力8万2,000台を2014年には10万台まで引上げるために工場を拡張、ブラジルの国内需要が継続するならば、新規の生産工場の建設も視野に入れている。
フォード社は2015年までに45億ドルを投資、そのうち4億5,500万ドルはサンパウロ州サン・ベルナルド・カンポスのトラック工場向けの投資を予定、この工場では重量が57トンの貨物を運べるトラックを生産予定、また同工場にはすでに6億ドルが投資されている。
今年9カ月間のブラジルのトラック販売は17万台と記録を更新すると予想、またトラック生産は22万台と世界5指に入っており、ブラジル国内には8トラックメーカーがすでに生産している。
また2012年にはメルセデスベンツが新規参入、中国からはFoton Aumark社Schacman社並びに Sinotruk社の3社及び米国の Paccar社が新規参入する。
GM社はブラジル国内でのトラック生産を10年前に中止して撤退していたが、あらためて参入を予定、ベンツ社はミナス州ジュイス・デ・フォーラの自動車工場にトラック工場建設を予定して、トラックAcello型を年間1万5,000台生産する。
今年9月までのトラックの国内販売は前年同期比15.9%増加の12万9,900台、また来年の国内販売は10%増加が予想、2010年から2020年のトラックの国内マーケット規模は2倍に増加すると予想されている。
また2015年までの自動車の国内マーケットは400万台から500万台が予想されているために、Hyundai 社Chery 、JAC 、Lifan/Effa、 Suzuki 社が新規参入、Fiat 社、Nissan並びに Toyota社が新たに工場を建設する。(2011年10月24日付けエスタード紙)