中国自動車メーカーの長城汽車(グレート・ウォール・モーター)がChery並びにJACモーターに続いて、ブラジル国内で年間10万台の自動車生産を発表、しかし投資内容、場所やスケジュールなどの詳細は発表されていない。
自動車専門誌のジョルナル・ド・カーロ誌によると韓国の現代自動車やスバルのブラジル代理店のカオア・グループとのパートナーシップで合意に達していると予想している。
グレート・ウォール・モーターではすでにジープのHavai車、ピックアップのWingle車、セダンのC30車並びにC20R車で輸入許可を得ているが、C20R車はワーゲン社のCrossFox車に非常にデザインが似ており、2012年中頃から輸入販売開始を予定している。
JACモーターズが、7日、バイーア州に自社工場を建設する計画を発表、投資額は9億レアルで年間10万台の生産能力を持つ工場を建設、またChery社はサンパウロ州ジャカレイ市に7億レアルを投資する。
レアル高の為替で中国や韓国からの輸入自動車が急増して国内メーカーのマーケッ トシェアが減少しているために、連邦政府は大手メーカーから輸入自動車の急増を阻止する保護貿易政策採用の要請を受けて、自動車部品の国産比率が低い輸入 自動車に対して、IPI税を大幅に引上げた。
メルコスール域内やブラジルの自動車部品比率を最低65%と決めたために、国産比率が65%に達しない中国製や韓国製などの輸入大衆車の工業製品税(IPI)は7%から30%上乗せの37%に引き上げられ、また欧米の高級輸入車も打撃を受けると予想されている。
中国自動車メーカーJAC社と同社製自動車の当地輸入代理店SHC社は9億レアルを投じて2014年の生産開始を発表していたが、輸入自動車の30%のIPI課税に対して、連邦政府に対して投資中止を強調していた経緯がある。(2011年10月13日付けエスタード紙)