実質賃金の上昇や雇用増加で多くの低所得者層は自動車購買が可能となるCクラスに移行して、低価格の自動車販売は好調に推移してきたが、自動車ローンの延滞率の増加に伴って、与信審査が厳しくなってきている。
昨年8月のCクラス入りしたニューカマーに対する自動車ローンの与信審査では70%が承認されていたにも関わらず、今年8月の承認比率は38%と半分近くまで低下して、自動車販売の減少につながってきている。
全国自動車工業会(Anfavea)ではクレジット部門へのマクロ・プルーデンス政策の導入並びに延滞率の増加に伴って、自動車販売の伸び率が低下してきているために、8月の新車の在庫は営業日換算で37日と、平均在庫の28日から30日を大幅に上回っている。
ジェツリオ・ヴァルガス財団(FGV)の調査によると25%の自動車メーカーは過剰在庫を抱えており、自動車ディーラーのPalazzo社は6月の3万レアル以下の新車並びに中古車販売は前月比15%減少、またItororó社では4万レアルまでの新車は10%、中古車販売は15%減少している。
7月の消費者直接クレジット(CDC)の90日以上の延滞率は前月から0.2%増加の4.0%に達しているために、与信審査が更に厳しくなってきており、最低でも2年以上の勤続年数や60カ月ローンでは20%から40%の頭金が要求されている。(2011年9月14日付けエスタード紙)