1990年代のサンパウロ州の自動車生産は全国の74.8%、ミナス州は24.5%と独占、しかし2010年にはサンパウロ州のシェアは45.4%と大幅に減少している。
ミナスは横ばいの24%を維持、しかし各州政府の自動車メーカーの優遇税制などによる誘致合戦でパラナ州が10.9%、南大河6.9%、バイア6.5%、リオ5.1%並びにゴイアス州が1.2%とサンパウロ州からシェアを奪っている。
しかし韓国の現代自動車、中国のChery社の新工場建設並びにトヨタの第2工場建設後にはサンパウロ州の自動車生産シェアは50%をオーバー、またワーゲン、フォード並びにGM社のサンパウロ市近郊の増産でシェアは55%に達すると予想されている。
州政府間の優遇税制などによる自動車メーカーの誘致合戦でサンパウロ州並びにミナス州に集中していた自動車工業は消費地に近い州に拡散、しかし自動車部品工業は依然としてサンパウロ州に集中している。
GM社は南大河州グラバタイ市工場の生産コストがサンパウロ州サンカエターノ市の半分であり、また消費地に近い立地条件などで同工場の生産能力を24万台から35万台に引き上げる。(2011年1月9日付けエスタード紙)