全国自動車工業会(Anfavea)のベリーニ会長は今回の中銀のドルショートに関する預金準備金率適用措置に対して一定の評価をしているが、自動車工業部門の輸出の価格競争力回復にはあまり効果がないと見込んでいる。
昨年の自動車部門の貿易収支はレアル高の為替が牽引して輸入車台数が輸出車台数を15万8,000台上回ったために、57億ドルの赤字で記録を塗り替えた。
昨年の輸入自動車は自動車販売台数369万台の18.8%に相当する66万100台を記録、ベリーニ会長は今年も昨年に引き続き自動車部門の貿易収支は赤字を計上すると予想している。
Anfavea では今年の輸入自動車台数は予想販売台数369万台の22%に相当する81万1,000台を予想、輸出は76万5,700台から73万台に減少すると予想している。
昨年の輸入自動車の60%はブラジル国内で生産しているメーカーの輸入、特に自動車貿易協定を締結しているメキシコ並びにアルゼンチンが全体の63.7%を占めた。
またアジアからの自動車輸入が大幅に増加、特に韓国からは前年比67.1%の13万7,800台、中国からは469%の大幅増加の2万100台がそれぞれ輸入されている。(2011年1月7日付けエスタード紙)