ブラジル国内で自動車のマーケットシェア23%でトップを走るフィアット社は2011年から2015年にかけて総額100億レアルを投資、そのうち自動車生産部門には60億レアルから70億レアルを予定している。
ミナス州のベッチン工場の自動車生産は80万台に達して設備稼働率が限界にきているために、業界関係者はフィアットが新工場を建設すると予想している。
全国自動車工業会(Anfavea)では今年の自動車生産は前年比8%増加の340万台が予想、しかし来年は4%から6%の増加に留まると予想している。
同社のベリニ社長はレアル高の為替で輸入自動車が急増して自動車販売比率が18%まで上昇していることを危惧しているが、2005年の輸入自動車の比率は5%であった。
また5年前の自動車輸出比率は自動車販売の30.7%を占めていたが、為替高による価格競争力の低下に伴って今では14.6%と大幅に減少しているために、今年の自動車工業の貿易赤字は40億ドル以上が予想されている。
ブラジルの自動車生産は世界6位、マーケット市場は4位と大きく、為替の影響で輸入自動車の拡大と自動車輸出の減少しているために、Anfavea並びに全国自動車部品工業組合(Sindipeças)は新政権に対して、自動車工業会の要望書を準備している。(2010年10月19日付けエスタード紙)