中国の自動車メーカーCHERY社は7億ドルを投資して、サンパウロ市から82キロメートル近郊のジャカレイ市で自動車を生産、2013年の操業時には15万台から17万台の生産能力を予定している。
CHERYの7億ドルの投資総額は本社が全て出資、サンパウロ州サウト市のNutriplus傘下のJLJ社とのパートナーシップは解消、初めの生産はゴール車やパリオ車クラスのフレックス小型車S18型を予定している。
同社の自動車生産開始時はノックダウン方式を採用、徐々に現地調達率を引き上げるが、中国から関連自動車パーツ会社の進出も予定されている。
CHERYがジャカレイ市に自動車生産工場建設を決定したのは150万平方メートルの土地の無償供与や都市不動産所有税(IPTU)の減税などの優遇税制の適用が大きく影響、また中国の建設機械メーカーSANY社も1億5,000万ドルを投資して同市での工場建設を検討している。
またジャカレイ市は自動車の一大消費地のサンパウロ大都市圏に近く、伝統的にGM、ワーゲンやフォードの工場があるために、自動車メーカーが多いことも選択の決め手となっている。
今年7カ月間のCHERYのブラジル国内での自動車販売は1,916台、ブラジルで販売を行っている中国メーカー5社の販売総数は5,820台、中国メーカーのマーケットシェアは前年の0.1%から0.33%に増加している。(2010年8月5日付けエスタード紙)