全国自動車工業会(Anfavea)では今年のブラジル自動車工業は自動車輸出を最大40万台と予想、しかし輸入車はすでに39万台に達しているために、統計を取り始めた1990年以来では初めて貿易収支赤字を計上すると予想している。
2005年の輸出台数は輸入台数を80万9,000台上回っていたが、2007年には51万2,200台、昨年は35万9,400台と輸入が拡大、7月までの自動車輸出は前年同期比46.6%減少の23万7,500台まで減少している。
世界金融危機の影響で主な輸出先であったアルゼンチンとメキシコの需要が大幅に減少、しかし今年7ヶ月間の輸入車は国内販売173万台の14.6%まで比率を上げている。
自動車メーカーがメキシコやアルゼンチンから付加価値の高い輸入車を増加させており、フォードはFusion車、ワーゲンはSpaceFox車、GMはAgile車を輸入している。
しかし今年7ヶ月間の輸出額は前年同期比49%と大幅減少の41億4,000万ドル、昨年の貿易収支は15億ドルの黒字を計上したが今年は赤字に転落する可能性があり、全国自動車部品工業組合(Sindipeças)では今年の自動車部品部門は27億ドルの貿易赤字計上を見込んでいる。(2009年9月1日付けエスタード紙)