27日にGM社は大幅なコストカットと270億ドルに達する債務を株式交換して、米国政府に同社の経営権を譲渡する新たな再建策を政府に提出した。
再建策では2010年までに2万1,000人の従業員の削減、更に13工場閉鎖をして、すでに受取っている政府支援の154億ドルに加えて、更に財務省から116億ドルの融資を求める。
GMは再建案が政府によって承認されなければ追加融資が受けられず、6月1日までに連邦破産法の適用申請に踏切らなければならない。
GMは米国の同社従業員を2010年までに更に7,000人追加の全従業員の1/3に相当する人員削減、また2010年までに47工場のうち13工場の閉 鎖、2012年までに更に3工場の閉鎖、米国内のディーラを42%減少の3,605社、「ポンティアック」ブランドも廃止する。
しかし米国政府による再建策の承認もしくは連邦破産法の適用を受けても、ブラジルや海外のGM社の企業活動は今まで通り継続されるが、GM社の売上の50%以上は海外での販売であり、ブラジルのマーケットシェアは19.2%を占めている。
ブラジルGMでは5億ドルを投資して新モデル型乗用車を2012年までに市場に投入、また今年9月にはViva車を市場に投入、更に今後数年以内に15億ドルを投資するが、全ての投資金はブラジルGMで調達する。
7年前のGMの時価総額は2,200億ドルであったが、今では僅かに1.0%まで下落、再建策が承認されても企業規模は大幅に縮小、欧州子会社の独オペル のフィアットへの譲渡、クライスラーのフィアット社への傘下入りが濃厚、またフォードの第1四半期は14億ドルの赤字でビッグ3が窮地に追込まれている。
ビッグ3の不振で世界全体の自動車業界再編の可能性が見込まれているが、ダイムラーとクライスラーの合併後の不振などの前例があるために、ルノーと日産のような資本提携が進むと見込まれている。(2009年4月28日付けエスタード紙)