9月のリーマン・ブラザーズ破綻で世界金融危機が開始した影響を受けて、長期格安のクレジット販売が絶好調であったブラジルの自動車業界は一転して販売が大幅に下落して投資や売上などの下方修正を迫られているが、シトロエン社は金融危機でシェア拡大を狙っている。
現在のシトロエン社のマーケットシェアは2.5%であるが、全国の地方都市を中心に販売代理店網の拡大を継続して、来年は3.0%のシェアの確保を目論んでいる。
金融危機後にも販売代理店を8ヵ所で新規開店、今年は26ヵ所の販売代理店を開店して、94都市に118ヵ所の販売代理店網に拡大している。
来年は112都市で138ヵ所の販売代理店に拡大、2010年には150代理店網の展開を見込んでおり、今年12月にはロンドニア州ポルト・ベーリョ市、セアラー州ジュアゼイロ・ド・ノルテ市に販売代理店を開店している。
12月初めの15日間のシトロエンの自動車販売は13%増加したが、他のメーカーでは平均4.0%減少、同社は中古車のクレジット金利を0.99%に設定しているが、他のメーカーの金利は4.0%にまで達する。
今年の自動車メーカーの平均販売は17%増加が見込まれているが、シトロエンは46%以上の増加を見込んでおり、今年11ヶ月間では前年同期比46%増加の6万3,779台を売上げている。(2008年12月18日付けガゼッタ・メルカンチル紙)