10月のトラックやバスを含む自動車在庫は29万7,700台で生産台数29万6,300台を上回って在庫が急増しているために、各メーカーでは生産調整のために一斉休暇で調整を図っている。
自動車メーカーや販売代理店の自動車在庫は販売日数の38日分に相当する在庫を抱えて、過去数年間では最も高い在庫となったが、平均在庫日数は25日であった。
クレジットの縮小で10月の販売台数は前月比11.0%減の23万9,200台に減少、前年同月比でも2.1%のマイナスとなっているが、ブラジル銀行が 一般消費者向け自動車ローンに40億レアルを自動車メーカー系銀行に対して、特別クレジットの救済措置を発表しててこ入れする。
強制供託金比率の変更や過去2週間で民間銀行は自動車ローン向けの金利アップ、ローン返済期間の短縮や与信を厳格化してクレジットは多少改善されたが、更にサンパウロ州立金融金庫(ノッサ・カイシャ)がサンパウロ州内での特別クレジット枠を予定してクレジット拡大する。
全国自動車工業会(Anfavea)では今後2ヶ月間で売上減が回復すると見込んでおり、今年の自動車販売台数を前年比24%増加の300万台、各メーカーが一斉休暇で在庫調整しているにも関わらず、生産台数を15%増加の340万台と見込んでいる。
自動車ローンでは特に低所得者が購入するリッターカー向けクレジットが縮小しており、売上は47.2%減少して過去10年間では最大の落ち込みを記録している。
1年前の自動車販売はキャッシュが35%、ローン販売が65%であったが、今ではクレジット縮小の影響を受けて、ローン販売が59%に低下したが、キャッシュは41%に増加している。
GM 社では今週末にサン・カエターノ・ド・スール工場で新車在庫一掃セールス実施を予定しているが、10月のGMの自動車販売は前月比22.2%と業界では最 も販売が低下、ファイアット14.5%、ワーゲンも11.6%もそれぞれ売上が低下したが、フォード社は2.3%の販売低下に留まっている。(2008年 11月7日付けエスタード紙)