1月の自動車部門の貿易収支はレアルプラン以来14年ぶりに赤字に転落、メキシコや韓国からの中・大型車を中心とした輸入車は前年同月比30%増加の3万8,600台で輸出車の2万2,600台を上回った。
1月の自動車輸出は前年同月比60%と大幅に減少、輸出金額は43.5%減少の3億5,060万ドル、国内需要が好調のためにフル操業して国内向けに出荷していたために、2007年末から自動車輸出は減少に転じていたが、今年1月には貿易赤字に転じた。
世界金融危機の影響でレアル通貨は大幅に下落したために、自動車輸出では価格競争力が増加したが、海外の一般消費者の自動車需要の大幅な減少は価格競争力をカバーしていない。
1月のアルゼンチンの自動車販売は14%減と昨年12月の20%減少に引続いて一般消費が大幅に落込んでいるが、ブラジルの自動車販売の落込みはクレジット流動性の縮小が主因であった。
2007年の自動車輸出は国内需要向けの影響で78万9,400台に留まり、昨年は72万7,300台と更に減少に転じてきており、今年は世界金融危機の影響で一挙に40万台を割込む可能性がある。
2005年の自動車輸入は15億ドルであったが、昨年は69億ドルと4倍以上に増加、2007年の自動車、農業機械やトラックなどを含む輸送関連車両の輸入は144億ドルであったが、昨年は216億ドルに増加している。(2009年2月12日付けガゼッタ・メルカンチル紙)