ジュネーブ自動車ショーで発表された国際自動車工業連合会(OICA)の統計によると、昨年のブラジルの自動車販売市場は、250万台に留まって英国並びにドイツ、インドに追い越されて世界7位に後退している。
2014年のブラジルの自動車市場は世界4位であったが、2015年の自動車販売は前年比27%下落して2007年の246万台の水準まで低下、2012年は380万台の新車を販売していた。
ブラジルの自動車販売低下は南米市場の新車販売に大きな影響を及ぼしており、昨年の南米全体の新車販売は前年比19.8%減少、新車生産は20.7%減少して2005年の水準まで低下している。
しかし昨年のアルゼンチンの新車販売は、世界の金融市場での信用回復に伴って前年比僅かに1.0%減少に留まった一方で、2014年の新車販売は前年比36%下落していた。
2015年の中国の新車販売市場は、前年比5.0%増加の2,450万台で米国の1,740万台を700万台上回って世界トップを維持、中国国内の新車生産は3.0%増加に留まった。
昨年の日本の新車販売は500万台で3位、ドイツは350万台で4位、インドは340万台で5位、英国は300万台で6位に上昇したが、ブラジルは250万台に留まって一挙に7位まで後退している。
昨年の中国の新車生産は世界全体の27%、米国ならびにカナダ、メキシコの北米は20%、日本・韓国は15%、ヨーロッパは20%と占めており、世界の1,000人当たりの平均自動車所有台数は180台、ブラジルは207台、米国は808台、中国は108台、インドは僅かに22台となっている。(2016年3月3日付けエスタード紙)