全国自動車販売業者連盟(Fenabrave)の発表によると、8月のバスやトラックを除く新車販売は前月比8.9%減少、前年同月比22.9%減少の19万9,853台に留まっている。
全国自動車販売業者連盟(Fenabrave)のアラリコ・アスンプソン・ジュニオール(Alarico Assumpcao Junior)会長は、8月の新車販売が大幅に減少している要因としてブラジル国内経済のリセッション入り、失業率の上昇、一般消費者の景況感悪化を挙げている。
8月のトラック並びにバス販売は前月比9.7%減少、前年同月比44.4%減少の7,416台、今年8か月間のトラック並びにバス販売は前年同期比40.35%減少の6万4,762台、今年のトラック並びにバス販売は前年比41.75%減少が予想されている。
また今年8か月間のバスやトラックを含まない新車販売は前年同期比20.4%減少の168万9,000台、今年の新車販売は失業率の増加、実質収入の減少、延滞率の増加による与信強化、クレジット金利の上昇などの要因で前年比22.9%減少が予想されている。
Fenabrave連盟の調査によると、与信審査の強化でクレジット承認が大幅に減少、また販売不振で今年はすでに347店舗の新車販売ディーラーが閉店した影響で自動車小売業界では1万7,000人の従業員が解雇されている。
8月末の自動車メーカーやディーラーの新車在庫は31万台に達して営業日数換算では47日と7月の45日分から更に在庫が増加して適正在庫上限の30日を大幅に上回っている。
レアル通貨に対するドル高の為替で自動車輸出にとっては追い風となっているにも関わらず、大半の輸出先が市場規模のラテンアメリカ地域となっているために、国内販売低下を補うにはマーケット規模が非常に小さい。
自動車業界で唯一、販売増加が見込まるのは農業機械であり、ブラジルの穀物生産が記録を更新すると予想されるために、今年12月以降の大幅な販売増加が見込まれている。(2015年9月3日付けエスタード紙)