連邦政府はコロンビアとの間で予て交渉中であった新自動車協定を数週間以内に発表すると予想されており、年間1万2,000台~1万3,000台の輸入関税が免除となる新自動車協定を締結したと予測されている。
アルマンド・モンテイロ・ネット商工開発大臣(Armando Menteiro Neto)とコロンビアのセシリア・アルヴァレス(Cecilia Arvarez)商工・観光大臣は、両国間の自動車貿易に対する関税撤廃に向けて新たな関税システム導入の交渉を行っていた。
アルマンド・モンテイロ・ネット商工開発大臣は、「2003年に開始された両国間の自動車協定では、コロンビア向けのブラジル製自動車輸出関税16%では価格競争する余地がない」と説明している。
また全国自動車工業会(Anfavea)のルイス・モアン(Luiz Moan)会長は、「年間1万2,000台~1万3,000台のブラジル製新車が関税なしで輸出できるのはブラジルの自動車メーカーにとっては朗報」と説明している。
ブラジルの自動車工業会にとって年間新車販売が30万台のコロンビアは南米市場で3位の大きなマーケットであり、ブラジル国内の新車販売の低迷やアルゼンチン向け輸出が大幅減少してきているために非常に重要なマーケットとなる。
今年の新車輸出は22万台が予想されているが、2007年~2008年の年間自動車輸出台数は80万台に達していたために、ブラジル製世界戦略車の完成並びに現在のドル高の為替で輸出が飛躍的に増加できる可能性がある。
2014年の自動車貿易収支は39億ドルの赤字を計上していたが、今年はドル高の為替が追い風となって100億ドル~120億ドルの貿易黒字を計上するとアルマンド・モンテイロ・ネット商工開発大臣は見込んでいる。(2015年8月15日付けエスタード紙)