全国自動車販売業者連盟(Fenabrave)の発表によると、5月の新車販売は前年同月比27.5%減少の21万2,700台、前月比では3.0%減少、今年5か月間のトラックやバスを含む新車販売は前年同期比20.9%減少の約110万台にとどまっている。
5月の新車販売台数21万2,700台は今年の月間新車販売では2月の18万5,900台に次ぐ低い販売台数となって益々新車の在庫が増加してきているために、自動車メーカーでは集団休暇やレイオフ、希望退職制度の導入で在庫調整やコスト削減を迫られている。
今年5か月間のトラックやバスを除く新車販売は前年同期比20%減少の106万5,000台、トラック販売は42.2%減少の3万1,100台、バス販売は24.7%減少の約1万台にとどまっている。
低調な国内経済並びに高止まりするインフレ指数、継続する高金利、一般家庭の負債増加などの要因で新車販売が低調に推移しているために、6月中には自動車メーカーの従業員4万人以上が在庫調整のために集団休暇やレイオフなどで職場を離れる必要があると予想されている。
フォード社のバイア州カマサリ工場の従業員2,800人は今月3日までの10日間の集団休暇で在庫調整を余儀なくされており、サンパウロ州サン・ベルナルド・ド・カンポス工場の2,400人の従業員は今月4日から集団休暇入りする。
スカニア社では、サンパウロ州サン・ベルナルド・ド・カンポス工場の従業員2,000人に対して、集団休暇制度を採用してトラックの生産中止を行って生産調整を行う。
GM社はサンパウロ州サン・カエターノ・ド・スール工場の5,500人の従業員に対して今月28日まで生産調整のために集団休暇を採用、またサン・ジョゼ・ドス・カンポス工場の1,700人の従業員に対して15日~30日の集団休暇を採用する。
解雇反対で5月8日からストライキを行って抗議しているVOLVO社のクリチーバ工場の従業員は今月1日から職場に復帰したにも関わらず、4,200人の従業員のうち500人~600人をレイオフ、また希望退職制度の導入で600人の従業員の削減を図ると予想されている。(2015年6月2日付けエスタード紙)