ブラジルの国内経済停滞や政策誘導金利(Selic)の高止まり、インフレ指数の上昇、一般消費者の景況感の悪化に伴って自動車販売が落ち込んで自動車メーカーの新車の在庫が上昇の一途をたどっている。
現在の新車在庫は46日分もあるために各自動車メーカーは在庫調整を余儀なくされているが、VW 社並びにMercedes-Benz 社、Volvo社は集団休暇の採用で生産調整を予定、ワーゲン社のサンパウロ州サン・ベルナルド・ド・カンポス工場では4月4日から14日まで1万3,000人の従業員に対して集団休暇を採用している。
Mercedes-Benz 社のバスやトラックを生産しているサン・ベルナルド・ド・カンポス工場の1万5,000人の従業員に対して、今日と明日の2日間は生産中止を行って在庫調整を行う。
サン・ベルナルド・ド・カンポス工場のレイオフ中の750人の従業員は今月末に復帰するにも関わらず、希望退職者の募集を今月27日にまで延期して希望退職者の増加を図る。
今年第1四半期の新車生産は前年同期比16.2%減少の66万3,000台、トラックの生産は49.3%減少の2万1,700台にとどまっており、今年の自動車メーカーの解雇は3,600人、過去12か月間では1万4,660人が解雇されている。
今年第1四半期の自動車販売は前年同期比17%減少の67万4,300台、トラック販売は36.6%減少の1万9,300台、新車在庫は36万300台、3月の新車販売は23万4,600台であった。(2015年4月14日付けエスタード紙)