国内経済の停滞による自動車の国内販売不振やアルゼンチンの外貨不足によるブラジルからの自動車やパーツ輸出の減少の影響で、昨年の自動車メーカーの従業員は1万2,000人減少している。
また自動車メーカーに生産の68%を納入している昨年の自動車パーツメーカーは自動車販売不振による自動車の過剰在庫の影響で、昨年は1万9,000人の従業員削減を余儀なくされていた。
昨年の自動車パーツメーカーの従業員1万9,000人の解雇で自動車パーツメーカーの従業員総数は20万1,000人と2009年以降では最低の雇用総数となっている。
今年1月の自動車パーツ業界の雇用は自動車生産減少に伴って削減傾向が続くと全国自動車部品工業組合(Sindipeças)のパウロ・ブトリ会長はコメントしている。
自動車業界にプラスティック生産の7.0%~10.0%を納入しているプラスティック業界の昨年の雇用は3,000人減少して35万7,000人迄減少しているとブラジル・プラスティック生産者協会(Abiplast)のリカルド・ロリス・コエーリョ会長は説明している。
今年はすでにメルセデス・ベンツ社は、サンパウロ州サン・ベルナルド・ド・カンポス工場の260人の従業員を解雇しており、1月初めに800人の従業員を発表していたワーゲン社は解雇を撤回したが、2,100人を対象に希望退職者を募集すると予想されている。
サンパウロ州グアルーリョス市の自動車パーツメーカーのMTP社は770人の従業員全員を解雇したが、従業員はサラリーの支払いが遅れているために、MTP社の製造工場にバリケードを築いて、会社側の工作機械などの持ち出しを阻止している。
また自動車パーツメーカーのKarmann-Ghia社の500人の従業員はサラリーの支払いが遅れているために、パーツの生産を中止して会社側にサラリーの支払いを要求している。(2015年1月27日付けエスタード紙)