全国自動車販売業者連盟(Fenabrave)では、2015年のトラックやバスを含む新車販売は今年1月から工業製品税(IPI)減税の中止や自動車メーカーの適正以上の在庫、一般消費者の景況感の悪化などの要因で前年比0.5%減少の348万台を予想している。
2014年12月の新車販売は工業製品税の減税政策撤廃前の駆け込み需要で増加したにも関わらず、2014年の新車販売は350万台と世界金融危機後の2009年以降では最低の販売台数となっている。
2014年の新車販売は国内経済の停滞並びに一般消費者の景況感の落ち込み、2014年1月の工業製品税減税率のカット、2014年1月から全ての新車にエ アーバッグ並びにABSブレーキの搭載を義務付けした影響で、新車価格が上昇して販売の落ち込みに追い打ちをかけていた。
社会経済開発銀行(BNDES)はトラック購入向けクレジット金利の引上げ並びにクレジット販売の期間短縮、与信強化で今年の新車販売は落ち込む可能性があると全国自動車販売業者連盟では予想している。
新車購入に対する工業製品税減税政策の停止は新車価格を3.5%~5.0%の値上げを余儀なくされるが、1月の新車販売は昨年の工業製品税減税が適用される新車のストックがあるために、新車価格の引上げは2月以降になると予想されている。
2014年の新車販売では現代自動車並びにトヨタ、三菱自動車、ルノーは前年比で増加、特に現代自動車はHB20車の販売が好調に推移して2013年のマーケットシェア6%から昨年は7.1%に拡大している。
伝統的にブラジルの自動車マーケットシェアを独占していたフィアット社並びにワーゲン社、フォード社、GM社の2014年マーケットシェアは前年の67.5%から64.9%に減少している。
昨年のワーゲン社の新車販売は前年比9万100台減少してマーケットシェアは2位から3位に後退してGM社と入れ替わり、また27年間ベストセラーカーであったワーゲン社のゴール車は、フィアット社のパーリオ車にベストセラーカーの地位を明け渡した。(2015年1月7日付けヴァロール紙)