昨日のレアル通貨に対するドルの為替はR$2.6870とドル高が継続しており、フィアット・ラテンアメリカ社のクレドルヴィーノ・ベリニ社長は、来年のドルの平均為替はR$2.80を見込んでいるために、自動車輸出を後押しすると予想している。
フィアット社は2010年にメキシコに1万5,000台を輸出して以降ではレアル通貨高の為替で価格競争力を失った影響を受けて、メキシコには過去3年間輸出できなかった経緯があった。
フィアット社は今年の自動車輸出を5万台と昨年の7万台から大幅に減少しているために、アルゼンチンの金融危機による自動車輸出減少を補うためにラテンアメリカ地域で新市場の開拓を余儀なくされており、来年3月にメキシコとブラジルとの自動車輸出協定の見直しが予定されている。
全国自動車工業会(Anfavea)の調査によると、今年現在までの自動車輸出は31万700台と昨年同期の52万3,000台から大幅に減少しているために、各自動車メーカーではアルゼンチン向け輸出に代わる市場開拓を余儀なくされている。
フィアット社は今年の自動車販売は14年連続でトップを維持すると予想、またフィアットのパリオ車の販売は過去27年トップを維持していたワーゲン社のゴール車の販売台数を上回ると予想されている。(2014年12月16日付けエスタード紙)