今年上半期の外資系自動車メーカーの海外からの投資は、前年同期比51.6%増加の12億5,800万ドルに達して、世界金融危機後の2009年の19億6,100万ドルに次ぐ投資額を記録している。
ブラジル国内の経済停滞並びにアルゼンチンの外貨流出制限によるブラジルからの自動車輸入制限の影響で自動車輸出が大幅に減少しているために、外資系自動車メーカーは利益・配当金の本社への送金を見送っており、今年上半期の利益・配当金送金は6億1,600万ドルと前年同期の15億7,100万ドルから大幅に減少している。
世界金融危機直後には米国のGMやフォード社が破綻危機に直面したが、欧米の多くの自動車メーカーは、新興国で最も経済回復の早かったブラジルの自動車業界に投資していた。
2012年10月に燃費改善やテクノロジー投資に対する減税並びに自動車パーツ並びにパーツ供給能力部門への投資を促すプログラム(Inovar-Auto)を発表、また輸入車を対象として30%の工業税(IPI)の追加課税などの措置適用で、自動車メーカーはブラジル国内での投資を余儀なくされている。(2014年7月30日付けヴァロール紙)