中銀の発表では、今年第1四半期の新車購入向けクレジットは、一般消費者の延滞率の増加に伴って銀行の与信強化や政策誘導金利引き上げによる商業銀行の金利上昇などの要因で前年同期比15.3%減少、また3月の新車購入向けクレジットは前年同月比8.0%減少している。
また中銀は、一般消費者による銀行負債の増加や国内経済停滞による先行き不透明感の増加などの要因で、3月の新車購入向けクレジット残高は、前月比1.0%減少の1899億レアルと過去21カ月間では最低のクレジット残高を記録している。
中銀の経済担当責任者ツ-リオ・マシエル氏は、3月の新車向けクレジットが前月比1.0%減少は20億レアルのクレジット減少に相当、今年初めから新車向けクレジットは停滞しているとコメントしている。
新車購入向け工業製品税(IPI)の減税率カットや新車在庫調整による自動車生産減少、商業銀行の金利上昇や与信強化などの要因で、今年初め4カ月間の新車販売は、前年同期比5.3%減少しているとマシエル氏は指摘している。
全国自動車工業会(Anfavea)のルイス・モアン会長は、ギド・マンテガ財務相と会合を持ち、6月に終了する新車向け工業製品税(IPI)の減税中止に伴う代替政策の導入やアルゼンチンに対する自動車輸入業者向け特別クレジット枠の採用などについて話し合った。
またルイス・モアン会長は、民間銀行の代表団と新車購入向けクレジットの拡大を要請しているにも関わらず、合意に達していないために再度あらためて会合を予定、2013年の一般消費者の新車購入向けクレジット申請は374万台であったにも関わらず、半分以下の165万台が承認されただけであり、一層クレジットの与信審査が厳しくなってきている。
イタウー銀行の過去12カ月間の新車購入向けクレジットは、24%減少して現在のクレジット残高は370億レアルまで減少、今年第1四半期の新車購入向けクレジットは8.0%減少している。(2014年4月30日付けエスタード紙)