各自動車メーカーは、新車在庫が営業日換算で40日と適正在庫の30日を大幅に上回っているために、色々なセールスプロモーションを行っているにも関わらず、10月初めの20日間の新車販売は、前月同期比3.7%減少している。
10月初めの20日間のトラックやバスを含む新車登録台数は20万5,300台、前年同期比では5.4%減少、今年の新車登録台数は、1.7%増加の298万5,000台となっている。
今年初めの新車販売予想は、前年比3.5%~4.5%増加の380万台が予想されていたが、9月には大半の自動車業界関係者は今年の新車販売を1.0%2~.0%増加に下方修正している。
ジェネラル・モーターズのサンチアゴ・シャモロ社長は、2014年の新車販売はGDP伸び率と同様の販売増加を見込んでいる一方で、今年の新車販売は、銀行金利の上昇並びに為替の大幅な変動、インフレ圧力の増加、全国的に広がった抗議デモなどの影響で一般消費者の景況感が悪化しているために、それほど期待できないとコメントしている。
ドイツ資本のBMW社並びに Audi社、 Mercedes-Benz社が相次いで自動車工場建設を発表、またフィアット社、ホンダ社、ワーゲン社も工場拡張を発表、 GM社は、サンパウロ州サン・ジョゼ・パンポス工場に25億レアルの投資を発表、南米GM社のジャイミ・アルデーラ社長は、「各社が先を争ってブラジル市場に参入しているために、今後数年後には価格引下げ合戦が勃発する」と見込んでいる。
フォード社のロジェリオ・ゴルファルビ社長は、今年の新車販売が昨年比2.0%増加するためには、年末までの新車販売が4.6%~8.6%増加しなければ達成できないとコメントしている。
ワーゲン社のThomas Schmall社長は、2014年の新車にはABSブレーキ並びにエアーバック、GPS追跡装置の搭載が義務付けされる影響で、新車価格が600レアル~800レアル値上がりするために、年末にかけて新車購入の駆け込み需要が発生する影響で、今年の新車販売は、前年比2.0%増加は可能であるとコメントしている。(2013年10月23日付けエスタード紙)