アルゼンチン政府の2012年の公式発表のインフレ指数は10.8%であったにも関わらず、実際のインフレ指数は25.6%と2倍以上に達していたために、アルゼンチン人は商業銀行の自動車向けクレジット金利が年間25%であり、インフレによる目減りを防ぐためにポウパンサ預金の代りにクレジットで輸入自動車を購入している。
今年7カ月間のブラジルからアルゼンチンへの自動車輸出比率は、輸出全体の77.8%を占めて昨年の71.3%から大幅に増加しており、アルゼンチン人にとって、闇の為替よりも非常に低い公式の為替で購入できるために、資金に余裕のあるアルゼンチン人は輸入自動車を購入してインフレによる目減りを防いでいる。
今年7ヶ月間のアルゼンチン向けブラジル製自動車の輸出台数は、25万4,900台と昨年同期の19万2,300台を大幅に上回っているにも関わらず、クリスティーナ・キルチネル大統領の保護貿易政策や輸入政策は頻繁に変わるために、ブラジル製自動車のアルゼンチン向け輸出拡大は今後も継続するか不透明となっている。
アルゼンチン政府の公式アルゼンチンペソは1ドル5.70ペソであるが、闇のアルゼンチンペソは9.20ペソと60%以上の高い為替で取引されており、また今年のアルゼンチンの実際のインフレ指数は32%に達すると予想されている。(2013年9月11日付けエスタード紙)