2012年1月適用の厳しい排気ガス規制実施の影響を避けるために、2011年末のトラック販売の駆け込み需要で2012年のトラック販売は大幅に落ち込んでいたが、今年の穀物生産高は記録更新すると予想されているために、トラックメーカーでは大型トラックを中心に生産能力の拡大に着手している。
6月にフォード社は、サン・ベルナルド・ド・カンポス工場で超大型トラックの生産を開始、米国資本Navistar社グループの International社は、南大河州カノア市でトラック生産を開始している。
米国資本Paccar グループのDAF社は、パラナ州ポンタ・グロッサ市に2億ドルを投資して建設したトラック生産工場が操業開始を予定しており、年間1万台のトラックを生産する。
また中国資本のトラックメーカーは、ブラジル国内でのトラック生産に10億レアルの投資を発表、トラックが生産開始されれば更に年間4万6,000台が国内市場に投入される。
全国自動車工業会(Anfavea)の発表によると、今年7カ月間のトラック販売は前年同期比9.6%増加、特に大型トラックの新車登録は37.8%と大幅に増加、今年初めにトラック在庫が底をついていたために、今年7カ月間のトラック生産は前年同期比51%増加している。
Anfavea工業会では今年のトラック販売を前年比7.0%~12.0%増加を予想、2011年の17万3,000台のトラック販売には達しないと予想されているが、2010年の15万7,700台のレベルに達すると予想している。
2012年のトラック生産は前年比40.5%減少、トラック販売は前年比19.5%減少していたために、トラック業界の要請を受けた社会経済開発銀行(BNDES)は、トラック購入向け年利10%を2.5%に引き下げ、現在の年利はインフレ以下の4.0%となっている。
中国のトラックメーカーFoton社のトラック生産工場は、リオ州のセロペジカ市もしくはイタチアイア市が有力と発表されていたが、南大河州グアイバ市に2億5,000万レアルを投資して、3.5トンから24トンのトラックを2015年から生産開始を予定している。(2013年8月14日付けヴァロール紙)