全国自動車工業会(Anfavea)のルイス・モアン会長は、「全国各地での抗議デモがなければ自動車販売が好調に推移するとみていたが、今後もデモが継続すれは自動車販売に悪影響を及ぼす」と憂慮しており、今後の全国各地で広がっている抗議デモの行方を見守るとコメントしている。
今月25日までのトラックやバスを含む自動車販売は、前年同月比3.9%増加の26万6,000台、前年同月比では13.9%減少、1日当たりの平均自動車販売は3.9%増加の1万5,704台となっている。
しかしLCA Consultores社のエコノミストのロドリゴ・ニシダ氏は、抗議デモが全国に広がった今月17日以降の1日当たりの平均自動車販売は、今月3日から14日までと比較して12%減少していると抗議ストの影響を指摘している。
今年5カ月間のバスやトラックを含む自動車販売は前年同期比8.6%増加、バスやトラックを除く自動車の新車登録は7.3%増加の165万3,000台、自動車セクターのGDP比率は製造業部門の23%、またブラジル全体のGDPの5.0%、国庫庁の歳入の13%をそれぞれ占めている。
全国に広がっている抗議デモに便乗した少数の暴力的なグループによる店舗略奪や政府施設の破壊なども発生しており、デモの終息が不透明なため今後の消費者の景気動向に大きな影響を与える可能性がある。(2013年6月27日付けエスタード紙)