フィアット/クライスラーグループのセルジオ・マルチオネ社長は、2013年から2016年の新たな投資計画を発表、90億レアルを追加して総額150億レアルの大型投資に変更、ブラジルのマーケットシェアを拡大する。
フィアットにとってブラジル市場は本国のイタリア以上の市場規模であり、同社はブラジル国内ではマーケットシェアトップ、社会経済開発銀行(BNDES)が融資を予定している。
今回の150億レアルの投資はフィアットの自動車工場の拡張、トラック生産のIveco 社、農業機械のCNH 社、自動車パーツやサービス部門のMagneti Marelli 社並びにTeksid社などに広く投資される。
今回のフィアット社の150億レアルの投資は、7,700人の直接雇用並びに1万2,000人の間接雇用に結びつき、ブラジル国内のフィアット社は5万人の従業員を抱えており、ミナス州ベチン工場は1万9,200人の従業員を抱えている。
同社はペルナンブーコ州ゴイアナ市に自動車工場を建設中で2014年末から操業開始が予定されており、年間25万台の自動車を生産、4,500人の直接雇用が見込まれている。
今年1月から4月までのフィアットの新車販売は24万8,440台、マーケットシェア22.5%で業界トップを維持しており、2013年から2017年の自動車業界の投資総額は600億レアルが見込まれており、燃費改善やテクノロジー投資に対する減税並びに自動車パーツ並びにパーツ供給能力部門への投資を促す新プログラム(Inovar-Auto)向けの投資が中心となっている。
ドイツ資本のBMW社は、サンタ・カタリーナ州に2億ユーロを投資して自動車を生産予定、メルセデス‐ベンツ社はサンタ・カタリーナ州、サンパウロ、ミナス州もしくはエスピリット・サント州での自動車生産を検討、Audi社もブラジル国内での自動車生産を検討している。(2013年5月7日付けエスタード紙)