2000年の自動車セクターの製造業部門のGDP比率は12.5%であったが、連邦政府による自動車部門への投資優遇策や工業製品(IPI)の減税政策の導入などの要因で、2011年のGDP比率は18.2%と45.6%と大幅に上昇している。
ブラジル地理統計院(IBGE)の発表によると、2000年の製造業部門のGDP比率は17.2%であったが、2011年には14.6%と大幅に減少、2012年は13.3%と更に減少している。
全国自動車工業会(Anfavea)の発表によると、2012年にはバスやトラックを含む26自動車メーカーが9州の53自動車工場で自動車などを330万台生産して、世界6位の自動車生産国となっている。
またブラジルの順調な経済成長並びに実質賃金の上昇で中間層の増加でブラジルの自動車マーケットは中国、米国並びに日本に次いで世界4位に上昇、社会経済開発銀行(BNDES)は、2013年から2016年の自動車部門への投資を630億レアルと予想している。
燃費改善やテクノロジー投資に対する減税並びに自動車パーツ並びにパーツ供給能力部門への投資を促す新プログラム(Inovar-Auto)の発表に伴って、輸入自動車への課税などを避けるために、アジアやヨーロッパの自動車メーカーがブラジルでの自動車生産のための投資を検討している。
ヨーロッパの債務危機の影響でヨーロッパ域内での自動車販売が大幅に減少しているために、ブラジル、中国並びにロシアを中心として2015年までにヨーロッパ域外での自動車販売比率を50%まで引き上げる計画をシトロエン社は立てている。(2013年5月6日付けエスタード紙)