昨日、GMの南大河州グラヴァタイ自動車工場の従業員は、サンパウロ州内の自動車工場の従業員並みのサラリーや従業員利益分配金(PLR)の引上げを要求して2時間の抗議を行った。
南大河州グラヴァタイ自動車工場の従業員の基本給は1,000レアル、昨年のPLR分配金は7,000レアルであったにも関わらず、サンパウロ州のサン・ジョゼ・ドス・カンポス工場やサンカエターノ・ド・スール工場の基本給は1,700レアル、昨年のPLR分配金は1万2,000レアルと大きな開きがある。
1990年代の自動車生産工場はサンパウロ州に集中していたが、相次ぐ金属労連の賃金値上げの要求でサラリーが高騰したために、GMは南大河州グラヴァタイ市、ワーゲン社はパラナ州クリチバ市近郊に工場を建設して、人件費のコスト削減を図った。
南大河州グラヴァタイ自動車工場並びに19の自動車パーツ工場の従業員総数は8,000人、ワーゲン社のサン・ジョゼ・ピニャイス自動車工場も多くの従業員を雇用、GM社同様にワーゲン社の従業員も賃金の値上げを要求して無期限のスト入りの可能性がある。
3月にGM社のサン・ジョゼ・ドス・カンポス工場でのミニバン型のZafira型車、Meriva型車、 Corsa型車並びに Classic型車の生産中止に伴い、598人の人員整理を発表していた。
「GM社はブラジル国内で自動車を生産して本国に莫大な利益を送金しているにも関わらず、我々は低賃金で働かされているために、サンパウロ州の同社の従業員並みのサラリーを要求しているだけである」とグラヴァタイ自動車工場の金属労連のヴァルシール・アスカリ幹部は説明している。
Celta型車、 Onix型車並びに Prisma型車を生産しているGM社のグラヴァタイ自動車工場では、販売が好調に推移しているために3月から3勤務交代制を導入、またGM社並びに19パーツメーカーは過去数カ月間に2,450人の従業員を雇用している。
グラヴァタイ自動車工場では生産能力を引き上げるために拡張工事を実施、自動車生産能力は年間23万台から38万台に増加している。(2013年4月19日付けエスタード紙)