ブラジル自動車輸入業者協会(Abeiva)の調査によると、11月の輸入自動車台数はメルコスール域外からの工業製品税(IPI)30%の課税並びにメキシコ製自動車の輸入枠制限、ドル高の為替などの要因で前年同月比46.1%減少の8,137台、前月比では9.9%減少している。
今年11カ月間の輸入自動車は、前年同期比33.5%減少の11万9,896台に留まっており、11月の輸入自動車台数は今年の月間最低記録となっている。
Abeiva協会のフラヴィオ・パドヴァン会長は、今年の輸入自動車台数は前年比35%~38%減少を予想、来年の輸入自動車台数は今年を17%上回る15万台を見込んでいるが、2010年に記録した19万9,366台よりも25%減少すると予想している。
輸入自動車に対するIPI税30%の課税以外にも、自動車及び自動車パーツの品質並びに安全性向上、環境保護、省エネ化、イノベーション等の技術開発を支援することを目的に、2017年末まで実施されるインセンティブプログラム「Inovar-Auto」が自動車の輸入に対して足枷になっていると、Abeiva協会は連邦政府に対して不満を抱いている。
輸入自動車では最大手の韓国資本のブラジルKia Motors社のジョゼ・ルイス・ガンジーニ社長は、来年の自動車輸入はnovar-Autoプログラムの影響で、今年よりも46%減少の4万台前後を見込んでいる。(2012年12月13日付けエスタード紙)