今日、BMW 社はサンパウロ国際自動車見本市開催を前に、ジウマ・ロウセフ大統領が出席して、サンタ・カタリーナ州アラクアリ市で自動車工場建設の発表を予定している。
昨年12月16日からの国産化比率が65%以下の輸入自動車に対して工業製品税(IPI)30%増加が実施された影響で、BMW 社は自動車生産工場建設を先送りしていた。
連邦政府は自動車輸出国がWTOへ提訴しているIPI減税政策の批判を避けるために、燃費改善やテクノロジー投資に対する減税の新プログラム(Inovar-Auto)で自動車パーツ並びにパーツ供給能力部門への投資を売上の0.5%から2017年には1.0%まで引き上げる必要がある。
BMW社では世界3位の自動車マーケットを抱えるブラジル国内での自動車生産は避けられず、また連邦政府のInovar-Autoプログラムの発表でブラジル進出を決定、投資総額は約10億レアル、当初は3機種の小型車を生産する。
ブラジルに進出して60年の歴史を誇るワーゲン社は、2013年から2017年の投資5カ年計画で7億5,000万レアルを投資、サン・カルロス市のエンジン工場並びにタウバテ市の自動車増産用の拡張工事などにも投資する。
ワーゲン社のThomas Schmall社長は、タウバテ工場の塗装用の新ラインに4億2,780万レアルを投資して70台のロボット投入の設備投資を行って、現在の1日当たりの自動車生産台数1,100台を1,300台に引き上げる。
またサン・カルロスのエンジン工場に3億1,500万レアルを投資して現在の1日当たりのエンジン生産3,800台を4,800台に引き上げを予定、ワーゲン社にとってブラジルの自動車市場は中国、ドイツに次ぐ世界3位の重要な市場となっている。
世界中のGM社を統括するDan Akerson社長は、南大河州グラバタイ自動車工場でのOnix車生産開始の発表のためにブラジルを訪問、ブラジルの自動車市場の重要性を強調して、更なる投資を行ってマーケットシェア拡大すると述べている。(2012年10月22日付けエスタード紙)