ブラジル国内での新規参入自動車メーカーの増加並びに自動車増産のための工場拡張工事が相次いでいるために、2017年の国内の自動車生産能力は現在の60%増加が予想されている。
現在のブラジル国内の自動車生産能力は430万台、2017年には680万台の自動車生産能力に拡大、180万台の生産能力過剰が予想されているために、自動車価格の崩壊並びに自動車メーカーの収益性が大幅に減少すると予想されている。
今年のアジアの自動車メーカーの生産能力は28万7,000台、2017年までにはトヨタのソロカバ工場並びに現代自動車のピラシカーバ工場の自動車生産などが稼働するために、83万台と約3倍と大幅に増加すると予想されている。
自動車メーカーの生産稼働率80%と仮定すると2017年の自動車生産は540万台を予想、しかしヨーロッパの債務危機や中国の経済停滞などが継続すると、コンサルタントのRoland Berger氏は、ブラジル国内の自動車生産は20万台から最大で180万台が過剰になると予想している。
現在の自動車の輸入水準が継続すれば、2017年のブラジル国内の自動車販売は430万台から580万台と予想、またRoland Berger氏は2017年のバス並びにトラックの生産能力は80%増加すると予想している。
自動車メーカーの新規工場の自動車生産能力はフィアット社が20万台、トヨタ社並びに現代自動車はそれぞれ15万台、チェリー社並びに日産、JAC Motors、 Changan社はそれぞれ10万台、その他は14万台と予想されている。
工場拡張による自動車増産ではフィアット社並びにワーゲン社はそれぞれ20万台、GM社は10万台、フォード社は7万5,000台、その他は19万台となっている。
今日、新自動車規制の発表が予定されているが、12%以上の燃費の向上並びに自動車パーツの国産化比率などの内容次第では、新規参入や工場建設を中止する自動車メーカーがでる可能性がある。
今年初めから排気ガス規制がEuro5に変更になるのを控えて、昨年末にEuro3のトラック販売の駆け込み需要が大幅に増加した影響がいまだに継続してトラック販売が落ち込んでいるために、トラックメーカーのMAN社はリオ州でのトラック工場建設を先送りしており、JAC Motorsは、新自動車規制の発表を待って新規工場の建設を決める。(2012年9月20日付けエスタード紙)