IPI減税が適用されているメキシコからの自動車輸入は、2012年から2014年まで各メーカーに割当制が導入されて、月間の輸入台数に制限が設けられているにも関わらず、今年8カ月間のメキシコからの自動車輸入は前年同期比108%増加、輸入額は93%増加している。
今年3月の両国の再交渉の結果、2012年3月から2013年3月までのメキシコからの輸入自動車の制限額は14億5,000万ドルから16億6,000万ドルに引き上げされ、2013年3月から2014年3月までは16億4,000万ドルとなっている。
今年8カ月間のメキシコからのバスやトラックを含む自動車は20億ドルに達しており、減税の恩典が適用されない割当制以外の自動車輸入は1億6,400万ドルに達している。
2010年までのブラジルとメキシコの自動車貿易の黒字は常にブラジルであったが、昨年のメキシコからの輸入自動車は前年比70%大幅に増加した影響で、ブラジルは赤字に転落したため割当制の導入に繋がっている。
日産はブラジル国内では付加価値の高い自動車だけを販売する戦略から一転して、コンパクトカーのマーチ車を投入してからブラジルでのマーケットシェアが大幅に拡大、今年8カ月間の販売台数は前年同期の6万7,300台を大幅に上回る8万100台に達している。
昨年の日産のブラジルのマーケットシェアは1.97%で前年の12位から7位に上昇、マーチ車の投入で今年8カ月間では3.35%に上昇、2014年は5.0%のマーケットシェアを狙っている。(2012年9月11日付けヴァロール紙)