8月末で新車購入向けの工業製品税(IPI)の減税政策が終了するために、自動車業界では、自動車購入の駆け込み需要で記録更新となる40万台の自動車販売を見込んでいるが、業界では10月までのIPI減税政策の延長を連邦政府に要請している。
8月の自動車生産の最高記録は昨年8月の32万6,200台、過去最高の自動車販売は2010年12月に記録した38万1,600台、7月の自動車生産は前月比8.8%増加の29万7,800台であった。
今年7カ月間のバスやトラックを含む自動車生産は、前年同期比8.5%減少の185万台、下半期にSelic金利の切下げ効果の表面化並びに新たな経済活性化政策の導入などで、今後の自動車販売が増加すると予想されている。
今年7カ月間の自動車販売は前年同期比1.8%減少の208万1,000台、全国自動車工業会(Anfavea)では、今年の自動車販売を前年比4.0%増加の370万台と予想している。
7月の自動車メーカー並びにディーラーの自動車在庫は、前月の29日から27日に相当する32万9,000台に減少、IPI減税政策の導入による国庫庁の歳入減少は、自動車販売が好調に推移しているために、社会統合基金 (PIS)並びに社会保険融資納付金(Cofins)、商品流通サービス税(ICMS)、自動車所有税(IPVA)の歳入増加で補える。
7月の自動車部門の雇用は730人、そのうち52人は農業機械セクターの雇用、現在の自動車部門の雇用は、14万7,700人と昨年12月よりも3,100人増加している。
メルセデス・ベンツ社とMAN社では1,770人がレイオフされ、ジェネラル・モーターズ社では数日以内に940人がレイオフの予想、また同社のサン・ジョゼ・ドス・カンポス工場では、過去2カ月間に356人が希望退職に応募している。
しかしフィアット社ではミナス州ベッチン工場で600人を雇用、トヨタ社はサンパウロ州ソロカバ工場が完成、現代自動車は9月からピラシカーバ工場が操業開始するために、それぞれ大幅な雇用が見込まれている。(2012年8月7日付けエスタード紙)