大衆自動車向けの工業製品税(IPI)の減税政策延長並びに自動車在庫が43日まで減少したために、自動車メーカーは6月から自動車の生産を拡大したにも関わらず、人気のあるモデルの自動車の受取りに90日以上待たなければならない。
今月26日までの新車登録台数は29万9,000台、1日当たりの販売台数は前年同月比18%増加の1万6,730台に達しているが、過去2番目の月間販売の34万600台を記録した前月比ではマイナス6.3%となっている。
IPIの減税政策延長並びに政策誘導金利(Selic)の切下げ、自動車販売向けクレジットの拡大などの要因で自動車販売が好調に推移しており、フィアット社のSiena 車並びにPalio車の受取りには2カ月間、Grand Siena 1.6車は3カ月間それぞれ待たなければならない。
先週、フィアット社は、ミナス州ベッチン自動車工場での自動車の増産のために600人の従業員を雇用、メキシコで生産しているマーチ車並びにVersa車が人気を集めているにも関わらず、日産ディーラーでの輸入自動車の受取りには3カ月間を要している。
IPI減税が適用されているメキシコからの自動車輸入は、各メーカーに割当制が導入されて月間の輸入台数に制限が設けられているために、各メーカーは輸入コントロールを強いられている。
メキシコで生産されているワーゲン社のJetta車並びにフィアット社の Fiat500車もブラジル国内の在庫がないために受取りに時間を要しているが、8月末で大衆自動車向けIPI減税政策は終了するために、8月の駆け込み需要が期待されている。
今年の第1四半期の自動車販売は、ヨーロッパの債務危機並びに鉱工業部門の不振などで自動車の在庫が増加したために、特に自動車パーツセクターの上半期の雇用は7,800人減少、トラックセクターも2,700人減少、しかし自動車メーカーは3,600人の雇用増加をしていた。(2012年7月31日付けエスタード紙)