今年初めから排気ガス規制がEuro5に変更になるのを控えて、昨年末にEuro3のトラック販売の駆け込み需要が大幅に増加したために、今年のトラック販売は、前年同期比12.5%減少の5万9,600台に減少している。
また昨年下半期にトラックメーカーがEuro3のトラック販売の急増を見込んで在庫を大幅に引上げた影響で、今年のトラック生産は、32.8%減少の5万4,100台まで減少している。
在庫調整のために各トラックメーカーはレイオフを採用、サン・ベルナルド・ド・カンポス市のメルセデス・ベントのトラック工場では、1,500人の従業員に対して5カ月間のレイオフを実施している。
排気ガスの排出量が少ないEuro5採用のトラックは、Euro3トラックと比較して8.0%から15.0%高いために、昨年末のEuro3のトラック販売は急増したために、今年は業界関係者の予想を下回る販売となっていた。
フォード社のオズワルド・ジャルジン氏は、今年のトラック販売を前年比15.0%から20.0%、生産は30.0%から40.0%それぞれ下回ると予想、ワーゲン社のロベルト・コルテス氏は15.0%から20.0%の販売減を予想している。
連邦政府はトラック販売が落ち込んでいるために、5月にトラック販売向けクレジット金利を7.7%から5.5%に引下げ、更にクレジット期間を96カ月から120カ月に延長したために、短期的には効果があると予想されている。(2012年6月18日付けエスタード紙)