ラジル自動車輸入業者協会(Abeiva)の統計によると、4月の自動車パーツの国産化比率が65%に達しない輸入自動車の販売は、前年同月比28.1%と大幅な減少で1万1,917台に留まっている。
大衆車向けクレジットの延滞率上昇に伴って、銀行がクレジットを縮小したために自動車販売が減少、また、自動車パーツの国産化比率が65%に達しない輸入自動車に課せられる30%の工業製品税(IPI)の引上げを昨年12月16日から実施した影響並びに今年に入って通貨レアルに対するドルの為替上昇も輸入自動車の販売の足枷となっている。
4月の自動車パーツの国産化比率が65%に達しない輸入自動車は前月比12.8%減少、今年4カ月間の輸入自動車は、前年同期比9.2%減少の4万7,380台に留まっている。
今年4カ月間の輸入自動車の販売比率は、18.4%と前年同期の21.3%から大幅に減少、しかし、今年4カ月間のメキシコからの輸入自動車は、前年同期比161%と大幅に増加している。
4月の自動車メーカー並びにディーラーの自動車の在庫は、2008年11月以来のレベルに達して、自動車メーカーでは在庫調整のために生産の減少を余儀なくされている。
連邦政府は4月に鉱工業部門の生産を活性化するために、ブラジル マイオール プランの発表で、トラック販売向けクレジットの優遇税制を導入したにも関わらず、今のところその効果は表面化していない。
現在のトラックの在庫は営業日換算で45日から50日、自動車の在庫は40日から45日と大幅に増加しているために、生産調整を余儀なくされている。(2012年5月15日付けエスタード紙)